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シャンプー論
いつもちょっぴりおふざけなブログなので、今回は少し美容師らしく...。
「シャンプーやトリートメントってどれがいいんですか?」
よくお客様から寄せられる質問です。
これは一言ではお答えできません。
なぜなら、人によって良いシャンプーは違うからです。
確かにネットを見ると、売れ筋のランキングなども知ることができます。
でも、売れているシャンプーとあなたに必要なシャンプーが同じとは限りません。
トリートメントなども同じ事が言えますが、そちらも含めていると画面スクロールが嫌になるほどの文章になりそうなので(^_^;)シャンプーに的を絞ります。
特によく耳にするのは「ノンシリコン!」
情報時代により、お客様も大変詳しく成分や効果をお調べされている方もいらっしゃいます(^o^)
それを参考に商品をお求めいただくののはとても良い事だと思います。
ですが、すべて鵜呑みにするのもどうかな...と思う情報も入り混じっていることに気づきました。
最近はシリコンが悪、ノンシリコンが善というような風潮が一般に浸透しつつあります。
しかしこれは美容師の観点からいうと、そうでもないのです。
シャンプーの目的は汚れを落とす事。なので、過度なコーティングはいりませんが、髪質によっては使ったほうがいい方もいらっしゃいます。
つまり、良い悪いではなく、
目的とする効果と求める髪質!によるのです。
判断基準の根本がちがいます。
シリコンが悪いといわれる理由1
*頭皮につまる。
確かにシリコンは髪をよく見せるものであって頭皮には一切必要のないものでが、使う事によってうっすら膜を張る事があっても、穴が埋まってしまうなんてことはありません。もし残っていたとしても、頭皮のターンオーバーと一緒に取れていきます。適度で質の良いシリコン成分なら必要な髪質の方もいらっしゃいます。
詰まってっているとしたら、シャンプー頻度が足りなくて皮脂が残るか、シャンプーして流すのを忘れているかです(笑)
(流しはとても重要です。しっかり流しましょう。)
もともとシリコン事態とても安全な成分です。ましてや厳しい日本の審査を通り製品化されている物ですから過度な心配はいりません。
とても敏感な方や抜け毛が気になる方は、まれにかゆくなったりすることもありますので、お使いの物を検討する必要があります。
と、まあ少し難しい話になってきてしまいましたので、理由その2からは次回に。
決して僕はシリコン推進派ではありません。
もう一度言います。基準は、
目的とする効果と求める髪質!です。